辛島文雄 Trio
in 東門

2010年6月13日(日) 開場 18:00/開演 19:00

チケット前売 3,500円

辛島文雄 Trio

辛島文雄 Trio

辛島文雄の演奏には、スピードとパワーに伴うダイナイズムを身上とするグルーブ感があります。

このグルーブ感は、ジャズドラマーの巨匠として名高い、故エルビン・ジョーンズ(Ds)から学んだ、ジャズの伝承的遺産と云っても過言ではありません。そして、その体験は、世界でもエルビン・ジョーンズ(Ds)のジャズスピリッツを踏襲する、日本人ジャズミュージシャンの第一人者として知られているところです。
どのようなテンポの曲を演奏する時でも、そのグルーブ感をキープし得なければ、彼の望むところのジャズにはほど遠いと云えます。スローテンポの曲とはいえ、そこには必然的にパワーも要求されます。そして、アップテンポの曲とはいえ、スピードとパワーだけではおよそ務まりません。全てのテンポに伴うダイナイズムこそが、辛島文雄ジャズの生命線です。

安田幸司(B)、小松伸之(Ds)の2人は、辛島文雄の下でジャズスピリッツの本質を学び、このところ成長著しいプレイヤーとして、先輩かたがたから信頼を勝ち得ております。辛島文雄トリオの演奏にご期待ください。

辛島 文雄 - Fumio Karashima - (Piano)

1948年、大分県出身。九州大学在学中より演奏活動を始める。
上京後、1978年のエルビン・ジョーンズ(Ds)との共演を機に、1980年から6年間にわたってエルビン・ジョーンズ=ジャズマシーンに参加。世界各国のジャズシーンに登場し国際的ピアニストとしての地位を築く。

これまで25枚のリーダー・アルバムを発表。特にエルビン・ジョーンズ(Ds)、トニー・ウイリアムス(Ds)、ジャック・ディジョネット(Ds)というジャズ界三大ドラマーとの共演による作品は、我が国のジャズシーンにあって高く評価されている。数少ないピュアなジャズピアニストとして日本を代表するミュージシャンである。
「第31回(2005年度)南里文雄賞を受賞。

安田 幸司 - Koji Yasuda - (Bass)

1976年、東京都出身。千葉大学入学と同時にベースをはじめる。山下弘治氏に師事。
在学中から同世代のミュージシャンとセッションを重ねるかたわら、小林陽一&グッドフェローズに引き抜かれたことをきっかけに本格的に活動を開始。その後、岡崎好朗、大坂昌彦、太田剣、河村英樹、海野雅威等と共演を重ねる。強いビート感とサウンドを支えるプレイが好評。

2009年は、川嶋哲郎、熊谷ヤスマサ、川崎太一朗 のレコーディングに参加。現在、TOKU、石田衛、田窪寛之、田村和大、山田貴子、福井亜実、のグループ等で精力的に活動中。

小松 伸之 - Nobuyuki Komatsu - (Drums)<

1977年、新潟県出身。趣味でギターをやっていた父親の影響で幼少より音楽に親しむ。 小・中学生時代は吹奏楽部でトランペットを吹いており、高校時代にドラムに転向。 大学進学を機に上京し、各大学のジャズ研などで活動した。そのころから原 大力氏に師事。

1998年に椎名豊トリオでプロとしての活動を開始。 現在、レギュラーメンバーで活動しているユニットには、辛島文雄(Pf)トリオ、山口真文(Ts)カルテット、矢野沙織(As)グループ、荻原亮(Gtr)カルテットなどがある。

Website management by efloral.jp